小中一貫学校

小中一貫教育についての研修を受けてきました。

中高一貫なら知ってるけど、小中一貫って何?というと私もわかりません。

ちなみに、小中一貫教育の進化VERが義務教育学校です。

義務教育学校というのは、カリキュラムを9年間で組むことができます。例えば、小学校4年生で電池のしくみがあれば、中学校の2年生にそれを持っていき、一気にやってしまったり、小学校の割合の計算を中学生1年の濃度の計算に持って行ったり。。

書いてみると、二重教えというのをなくそうというものですね。

 

で、はっきり言うと、小学校・中学校が少子化で成り立たないので、各自治体に校舎を一つにして、経費節減が目的です。

 

それで課題になってくるのが、中学校の先生の負担。複式学級で小学校のクラス数は少なくし、中学校の先生のコマ数が少ないので、そこに小学校の授業を当て込む。中学校の先生は、教科の研究会など、各自治体でやっているので、それの出張もします。そうなると、空き時間はないわ、放課後残って仕事しても終わらないわで、いろいろ大変です。小学校の先生は空き時間がありますよ。だって、その間、中学校の先生が授業をしているのですから。

 

となると、小の先生は負担小、中の先生は負担大。これは小中連携と言えるのですかね。

というのが、昨日の研修で分かったことでした。