ちょうど先ほど、タイトルにある動画を見ました。
一応、動画のリンクを貼ったので、興味があればどうぞ。
ちなみにこの感想を書いている僕は、現在中学校の先生で、以前まで小中一貫校で働いていたので、この動画に出てくるhiro先生と似た境遇である。
夏休みに家庭訪問を行ったことがあるが、そこの人から「夏休みだから昼から休んでビールとか飲んでる?」とか聞かれたことがありました。それは80歳前後の人から言われたので、昭和の先生はそんな感じだったんでしょうね。残念ながら、今はそうではありません。夏休みは研修が入ります。また、少子化による影響で子供の数が減り、教員の数が減った今、部活も担任業も一人で見なければいけません。夏休みは授業がない代わりに、外部の研修やら部活、集会に行かなければいけません。
さて、この動画では、hiro先生が中学教員は休みがないという話をしようとしたら平石アナから小学校の先生に焦点を当ててくださいと言われていたので、このブログでも小学校の先生に焦点を当ててみましょうか。
ぶっちゃけ、小学校の先生の夏休みは、かなり休むことができます。これはマジです。ただ、地域性にもよります。例えば、以前僕が勤めていた小学校では、プール教室というものがあり、夏休みが入っても2週間くらいは、午前中だけですが、出勤していました。あと、動画でも研修を受けるという話がありましたが、教育委員会から言われる研修は長くても3日間くらいで終わるのがほとんどなので、ぶっちゃけ、小学校の先生は本当に休むことができます。(ちなみに、中学教員の僕は、先ほど、部活の研修動画を自分が見たくてみていました。)
僕が勤めいていた小学校では、8月1日から25日まで会わなかった先生もいるくらいです。ただ、その間に、研修があったりして、会わなかったということもあります。
さて、その夏休みが悪いことなのかというと、僕は悪くないと思います。
この夏休みに年休を使ったとしても、20日も取れないのが現状です。一般企業のみなさんはどうなんでしょうか?
1学期中は、13時間労働が当たり前となっている現場で、夏休みまで学校を開放し、そのようなことをしなければいけないのかと思うと、いやになります。図書館に勉強をする児童・生徒が来てくれたらいいですよ?実際はそうではない。勉強をしたくない児童がくる、トラブルを起こす、保護者に連絡をしなければいけない。仕事が増えるわけです。
この番組、戸塚ヨットスクールも取り上げていたが、議論がかみ合わなかった。というのも、子どもを性善説として捉えすぎているのが原因だと思った。この問題もそう。子供は図書館にきておとなしく勉強するものであるから、その子供のために、教員は夏休みも出勤しているのであれば、見るべきだということだろう。はっきり言おう。夏休みに学校の図書館に友だちと来て勉強なんてする児童なんていない。友だちとしゃべる、図書館でお菓子を食う、暴れる、スマホを触る、これらを通し、トラブルを起こす。
夏休みは1学期で起きたトラブルをお互いに、頭を冷やす時期だと思う。あるいは、40日間、学校に行かず、自分と向き合う時期だと思う。学校でトラブルを起こす児童は、学校外でも起こして、警察沙汰になる。これも夏休みだ。
学校から離れ、戸塚ヨットスクールに通わせるもよし、ゆっくり家で本を読むもよし、警察沙汰になり、取り調べを受けるもよし。様々にひと夏の経験をするのが、夏休みだと思う。教員も子供も。