無能な指導教官の下に就くと大変~大学院生の毎日~

大学院。そこは一言でいうなら「最先端の研究の場」なんでしょう?

と言ってもね、タイトル通り、指導教官が無能だと大変なんですよ。

私の指導教官は、バイオ系の大学院で博士号を取得したんだけど、その経歴が自家製派遣社員かっての!!

大学院卒業後→単身アメリカへ(そこまではいいよ)→企業の属托研究員(もう派遣ね)→特任助教授→助教授(この時点で40過ぎ)

なんなんすかねー。ほんとにバイオ系のポストってないのかしら?いや、それにしてもひどすぎね?これでしかもバイオサイエンスが全く分からないんだそう。

 

企業の研究員時代は、バイオサイエンスなんてせずにデバイス作成にいそしんでたんだって。だけど、そのデバイス作成なんて「餅は餅屋」で工学博士に仕事の大半は取られて、名ばかり共同研究者。んで、その名残で今もそれに似たことをやってるの。詳しいことをここで書くと特定されるから書かないけど。

 

そいつの悪口を書くけどさ、他の研究室の助教授からは「無能」と呼ばれている。その無能なものに就く私はいろんな方々から可哀そうな学生さんとして哀れられているんだそうです。

 

何が無能だというと、まず学生の実験内容を把握していない。仕事内容はメール処理のみ。趣味のメールだったり、クレームのメールだったり、学生の行為の告げ口だったりのメールをカタカタ打ってる。暇だからね報告書の添削や指導も中途半端。中途半端っていうのは他の人に見せるとぼろぼろだということね。ちなみに今の研究内容は私が一番詳しいからね。

 

そんなものに指導されているのだから就職先がない。研究内容が企業と直結しないし。だから今の大学院をやめてそのまま教員免許を生かしてどこかの私学で働こうかと思っているくらい。現に非常勤講師なら求人はいっぱいあるから。研究内容で就活って決まるから(特に院生は)、無能な教員には注意ね。

 

無能な教員を見極める方法はただ一つ。

「ころころと役職を変えている奴に要注意!!」

これだけ。役職ってのは機関のこと。研究って息の長い行為だから、それなりの期間と機関で働くの。ころころとそれを変えるってことは何もつみあがっていないということ。これなら万年研究員のポスドクの方がまだ使える。

 

ああ、ちなみに日本のアカデミックは総じて終わっているから

じゃ、大学院に行く人は気を付けてね!!