自動車が売れないのはCMのせい

youtubeを見ていたら、いきなりよくわからない音楽が流れ、

「ハイブリッド?」

はい!5秒が立ったのでスキップします。

 

にしても、いまどきかっこがいいからという理由で車を買う人っているのでしょうかね?犬がなんかよくわからない言葉を話しながら、スタイリッシュなCMだと思うんですけど。かっこいいというアプローチをしています。

 

何回も書きますけど、かっこいいという理由で車なんて買いません。かっこいいのってポルシェとかフェラーリでしょ?トヨタかどっかの大衆車がかっこいいというマーケティングは向かないよ。

もっとさ、

友達に一人車もちがいれば便利だよ

とか

ワゴン車で友達と一緒にスキー

だとかさ、こういうマーケティングしなよ。

何が若者の車離れだよ。

伝えなければいけないこと

木曜日、いつものように僕は90分の塾講師をしている。

テスト期間中になったら僕のシフトは増える。今週はテスト週間であったのでシフトが増え、7連勤になった。楽しいからいいんですけどね。塾講師が終わった後は、満足感に満ちているのです。

 

今週は高校3年生の受験生を担当。だけど、受験は終わっていて進路は決まっているんだそうです。学校によってはテストが終わったので、彼はテストが終わり、受験も終わっているのでゆっくりと授業をしました。(この記述からもお分かりになると思うが、私は個別指導の塾講師をしている)

 

僕が大学に進学した時は、3.11のとき。だから、入学式は黙とうから始まった。なのでぼくは発展と環境について非常に思い入れがある。当時の政権交代民主党から自民党)したときの空気感を肌で感じた。今の中高生にはわからない感覚だろう。

 

この日はこのことを具体的に伝えることは難しいのでやめて、僕が大学時代に何をしてきたかを伝えた。

放射線の研究、化学実験でのやけど事件、いろいろを面白おかしく言った。

 

時代は変わるし、特に空気感が占める日本にいるとどうなるかがわからない閉そく感がある。だけど、24年間生きてきた僕がなんらかの教材になればいいかなと思い、勉強も教えていたけど、この辺のことをちょっと話した。

 

この日は島根で震度5の地震が起きた日だった。

仕事に向き不向きはないというけれど。。。

仕事に向き不向きはないと教えてくれたのが、私がコンビニでアルバイトをしていた時の店長です。大学3回生か2回生のころでしょうか?

コンビニバイトがすごくできなくて、店長に怒られていました。しかもコンビニのバイトってやることも覚えることも多くて、それがなかなかできなかった私。つらかったなー。

「もう、やめて別のバイトをしよう!」

そう決意した僕は店長に辞意を表明したのだ。その時の言葉が今でも忘れらずにいる。

「仕事に向き不向きなんてない。あるのは慣れ不慣れだ。だから君は今まで働いたことがないからまだ慣れていないだけ。」

僕はその時には感動したのだが、今から思えばただ単に店長がやめさせたくないからだったと思う。

 

そして今。大学院生をしていて思うのが、研究職や開発職を目指そうとしている、もしくは就職する学生がよく「しんどい」だの「研究が面白くない」だの言うことである。ましてや、自分で選んだ研究テーマである。そんなことふつう思うのだろうか?僕から見たらよくわからない。

 

大学院に行くのも決めたのは自分自身、当然ながらやめるのも勝手である。研究テーマや研究室を選んだのも自分。ますますわからない。思ったのと違うといっても思ったのも違うこと自体、企業に勤めていたらそれの連続でしょ?

 

大学院での就職活動

そういう人たちに限って、将来は研究職や開発職、技術職に就職しようとする。そんなにしんどいなら教育業界や出版業界、分野を変えてSEとか(僕の通う学科は物質系)に就職すればいいじゃんって思う。

大学院生の就職活動っていうのは学部生のそれとは全く違う。学部生なら、エントリーシートを見て、「この時どうしたの?」などという少なくとも<自分自身>に関することを聞かれる。それに対して大学院生は<研究内容>に関することを聞かれる。

じゃあ、研究内容が世間に役に立つものでも何でもなかったら就職が悪いんですか?

ま、そういうことになりますね。

 

仕事に向き不向きはないというけれど。。。

仕事に向き不向きはないというけれど、そこまでお膳たてされて、研究することに対して「しんどい」だのなんだの言うのってもう向いていないということではないでしょうか?これから企業に入れば毎日研究でしょう。それをさせるために入社させたのだから。

仕事に向き不向きはないというけれど、もともと素質がないということなのでやめといたら?と言いたい。だって、仕事が【have to】になっているんだもん。このご時世、【want to】だけしようと思えばできるわけですから。

やりたくもないことをむりくりやらせるから、日本のGDPって下がっているのね。はあ、国立の大学院生でこの心理状態か。。。

 

 

気がつきゃ若さしか残っていない

ミスチル作曲法を聞いています。相変わらず、清水ミチ子は天才ですね。

 

今日の日記のタイトルは「気がつきゃ若さしか残っていない」です。23歳のときに大学院進学を志し、早2年。

国公立大学の大学院に進学すりゃあ、何かあるだろうと思っていましたが、何もありませんでした。そもそも今の研究分野と関連した企業がまったくない。これじゃあ、自己PRにかけないし、専門性は?ときかれてもこまるだけです。

 

気がつけば、時間を殺し、自分を殺し、残ったカードは若さだけです。今朝、教員採用のアドバイザーと話しました。やはり生徒と近い存在は若いときだけだそうです。生徒と近い存在で語り合えるのは若いときだけ。。。

なんともいい難いですね。ああーさっさと教職デビューしてえな。

 

昨日は塾の生徒さんから、「先生、来年も面倒を見てくださいよ!」といわれました。そんなことしたらますます若さがなくなるじゃないか。。。

それくらい私は教員に向いているということかしら?ま、あんまり思わないようにしようっと。 

分相応かなー?

分相応(ぶんそうおう)とはこういう意味だそうですよ。

[名・形動]その人の身分や能力にふさわしいこと。また、そのさま。応分。

 

で、分相応って就職の話。私の学科って毎年、90人中3人くらいの割合で派遣会社に就職するんです。ちなみにその派遣会社って技術系の派遣ね。身分は正社員なので。

バイオ系の学科だとそれがひどく5人くらいそれになります。

彼らは就職活動を必死につづけたのだと思います。だけど、結局そこに落ち着いた。私もそういう企業に落ち着きました。前から書いているけど、助教授が無能なので、研修指導も1からしてくれる企業を探しました。あと、分野も変えました。若いから変えたって問題ないからね。

 

大学には就職が決まったことは言わないで、教員志望ということにしています。いつ言おうかなー?

大学時代にタイムスリップ

月末の金曜日に早く帰れるように制度化するんだそうです。例の企業の過労死問題があってのことです。具体的には、月末の金曜日に午後15時には仕事を終わらせ、旅行や料理の準備に消費をせよということで、経済産業省が通達するんだそうです。

15時って中途半端な!半ドンという言葉があったんだから半金もありゃあいいじゃん!!

 

ということで先週の土曜日と日曜日に大学の学園祭があったので、出身大学へ。私の通っていた大学は田舎の田舎の僻地の僻地に位置しているので、新幹線を乗り継ぎ乗り継ぎ、着いたのは22時過ぎ。

遠いし、お金はかかるし。でも大学時代はそんなことは日常茶判事で弾丸で実家に帰る友人がたくさんいたものです。

私は今、博士前期課程2年で就職も決まり、落ち着いたのでこのように遠いところでも行けるわけです。また金ならあるわけですし(笑)。同期が私と同じ大学に通っていて(私は地元の大学院に進学したのですけどね)、彼の家に泊まることで宿泊費を浮かすことが重要。

 

翌日は少し早起き(といっても9時に起床)。そして11時に大学に向かう。実は3月の卒業式にも顔を出したのでなつかしみはなかった。だけど、研究室に入ると一気にそのときの感覚が戻ってきた。その分野から離れてもう2年目。そうちょうど2年前に指導教官によその大学院に行くと告げると、そんな前向きに考えてくれなかったな。そりゃそうだよ、入りたいって言って入ったのによそに出ると言うんだ。そうなってしまう。今もそういう大学生が多く、結構揉めているところは揉めているそうだ。だけど当時は、なんか言われるだけで終わった。研究室には装置があり、真空を引いている。その時の音がだいぶとうるさい。だけど、それが懐かしかった。あんな部屋のソファで寝ていたのだ。

昼からは焼き肉。1000円で豚肉1パック、2000円で牛肉(土佐牛)1パック。炭火で焼いて食べるバーベキュースタイル。これがうまいのだ。これを食べにここまできた。

私の後見人2人の弟と後輩を連れてきて一緒に食べた。いろんな話が聞けたのがうれしい。あの時はよかったなんて微塵たりとも思わないが、変わってはいけないことも中にはある。それはまるで自分の核のようなものだ。私の人格形成に少しは糧になったであろうあの町も変わっていなかった。よく行ったパン屋はそのままだった。変わったのはコンビニが増えたくらい。だってやっとセブンイレブンが最近上陸したのだ。

 

大学は必要ないといわれる昨今、地方の片隅に存在する私が通っていた大学はずっと心の中にあり続ける。そしてあり続ける限り、歩みを止めてはいけない。

 

帰り際、4階に行くと、指導教官が部屋に在室していた。同期が会うようにと促したが、とてもじゃないが会いたくない。どうしてかというと自分でもよくわからない。ま、無理して出たからな。

あと、学術誌に自分の名前が載ったから、それで近況を知ればいいだけのこと。

 

帰りにこの曲を聴きながら帰った。

www.youtube.com

頭を使うからお金がたくさんもらえるんだよ~25の男が言った~

教師を目指していたころの私が大学院1年生時、ある友人に言われた言葉である。びっくりした。彼は化粧品会社で設計だか品質管理だか分からないが、開発職に就いた。

「俺が教育実習に行ったころ、今(大学院)よりは楽だった」

これは確かによく分かる。私が通っていた大学院はブラックだということで有名であったから。そしてその後

「頭も神経も使う研究職は儲かる。教員はほぼルーチンだから儲からない」

と彼は言った。

 

もうそこから彼との積極的な交流は辞めた。25も超えて、16歳のハローワークにでも通ったらよろしいのではないだろうか?それくらいの幼稚な仕事観。

 

それからそんな彼の作るであろう化粧品の不買運動をしている。ここでは書かないが大阪に本社がある会社(耳につける装飾品名の会社)だが、絶対買わないことにしている。

 

失礼千万だ。頭にきた院生1年のころだった。